ただ単に薬を使えばよくなるわけではなく、生活習慣の見直しも含めてじっくりと取り組んでいかなければならない代表的な疾患がアトピー性皮膚炎です。しかし、きちんと取り組んでいけば治ることが多いのも事実です。薬の効果的な使い方と同時に、生活する上での取り組みや工夫について診察室でお話ししています。
ディフェリン(アダパレン)の登場以降、ニキビの治療は随分とおこないやすくなりましたが、副作用からディフェリンが使えない人もいれば、ディフェリンを用いても効果不十分な人もいます。
当院では、日本のガイドラインだけでなく、ヨーロッパのガイドラインなども踏まえて患者さんごとの治療をおこなっています。
酒さ(しゅさ)の患者さんは、最近ますます増えています。なかなか一筋縄ではいかない酒さの治療ですが、それでもすっかりよくなって精神的にも元気を取り戻す患者さんも少なくありません。諦めずに治療をおこないましょう。
湿疹やかぶれ、じんましんには様々なタイプのものがあります。
急性で一過性のものもあれば、慢性化していて数ヶ月単位、あるいはそれ以上に時間をかけて取り組むべきものもあります。まずは正しい診断をつけることから治療が始まります。
水虫はもはや夏だけのものではなく、年中多くの患者さんが悩まされています。
診察時の検査で「水虫が見つかりました」と伝えると、ショックを受ける人も少なくありませんが、治療はそうむつかしくはありません。正しい診断をつけ、適切な薬を用いればゴールは目の前です。
カンジダは老若男女問わず、誰にでも身体のいろんなところにできますが、一番多いのは女性の外陰部・膣カンジダ症です。特に、受験生やストレスを抱えた働く女性のなかには頻繁に再発を繰り返している人もいます。
しかし、カンジダは水虫と同様、診断がつき重症度の判定ができれば治療はむつかしくありませんし、何度も再発を繰り返す人には対処方法があります。詳しくは→水虫がはやっています!
をご参考下さい。